Linuxカーネルコミッタの夢を見る

10年以内にLinuxカーネルにコミットしたい(2020/10/1).無理だって?まあ見てなさい.

低レイヤー学習記【6日目】

取り組んだ内容

・OS自作入門,pp.115-136

 

取り組んだ内容の詳細

・GDTとIDTの設定を完了した,具体的にはそれぞれの構造体を用意しセグメントの大きさ,開始番地,管理用属性を保持するようにした

・リミットと番地を指定するにはGDTRというレジスタを操作する必要があるが,これはアセンブリのMOV命令では代入が行えないので専用のLGDTという命令を使った

・またセグメントのベース番地指定の際,構造体内部のメンバをわざわざ3つに分けていたがこれは古いCPU規格との互換をとるためらしい

・複数の割り込みを扱えるようにPICの初期化をした

・マウスとキーボードからの割り込みに対するハンドラを用意した,このハンドラをIDTに登録することで割り込みが発生した場合にCPUが対応する処理を自動で呼び出してくれる

 

所感

今日はOS開発にしか時間を割くことができなかった.加えて内部的な設定ばかりが続いたのでOSの見た目に変化がなくモヤモヤしている.明日取り組む内容を少し覗いてみたところマウスカーソルを動かすことができていそうなので早く続きに取り組みたい.

 

余談

Netflixで『エミリー、パリへ行く』という海外ドラマを観始めた.アメリカのマーケティング企業に勤めるエミリーがパリへ異動することになり,慣れないフランス語やいじわるな上司に翻弄されながらも自分らしさを忘れずに強く生きるストーリー.主人公のエミリーがめちゃ可愛いし,登場人物がみんなお洒落で視覚的にも観ていて楽しい作品.作中でエミリーの顧客が落ち込んだ気分のときクリームブリュレの表面を叩いてたのが面白かった.フランス映画の名作『アメリ』が公開された年に日本でクリームブリュレが流行したらしいけど,フランス人ってほんとにクリームブリュレが好きなのね.