Linuxカーネルコミッタの夢を見る

10年以内にLinuxカーネルにコミットしたい(2020/10/1).無理だって?まあ見てなさい.

低レイヤー学習記【12日目】

取り組んだ内容

・OS自作入門,pp.213-221

取り組んだ内容の詳細

・マウスカーソルが画面の外に移動したときの処理を加えた,座標の更新制限を少し変更し,マウスカーソルが画面外に出ようとする場合は更新値を一定にすることで実現

・これまで作ってきた矩形描画関数を使ってウィンドウを表示した,実際には複数の矩形描画関数を内部にもつ新たなウィンドウ表示関数として実装.

・クローズボタン(✖ボタン)はフォントデータと同様の方法で作成

・複数のウィンドウを管理する際のshtctl関数やsheet_slide関数の理解が足りない

f:id:oirom0528:20201018003616p:plain

ウィンドウが出たよ!

所感

とうとうウィンドウが出てきました!ここまでくると「パソコン」感が増しますね.当然のことながらウィンドウは内部的な設定は一切行っていないため動かしたり✖ボタンをクリックして閉じたりすることはできません.意外にもウィンドウ表示がこれまで作ってきた矩形描画関数の集合体でできていたのには驚いた.案外シンプルなこともあるんだな~,と.

余談

最近知ったOSにMINIXと呼ばれるものがある.Linuxの先祖にあたるとされていて,もともとはオランダ・アムステルダム自由大学のタネンバウム教授が教育用に開発したもの.教育用なだけあってシンプルかつ実装規模も小さいためUNIXの学習に最適らしいけれどいかんせん日本語の文献が少ない.英語文献読もうかな….とほほ.

言い訳になりますが論文作成などで忙しく二日ほどスキップしてしまいました,明日からまた気を取り直して頑張っていこうと思います.